堀川ダム2013/04/17 21:34

4月13日、
2基目も赤坂ダムと同じ福島県西白河郡西郷村にある堀川(ほっかわ)ダム。福島県営の多目的ダムだ。

放流中♪
堀川ダム@堀川1

 減勢工近くの川の中まで降りることができる。
堀川ダム@堀川2

堤体下は広場になっていて直下まで近づくことができる。
堀川ダム@堀川3

堤体直下にドア。監査廊への入り口か?
堀川ダム@堀川4

天端は歩行者の通行可能。ちらほらと訪問者の姿もあり、長閑な地元の公園といった感じ。
堀川ダム@堀川5

自然越流式の洪水吐の形状が特徴的。スリットが入ってる。
堀川ダム@堀川6

上流から洪水吐を眺める。
堀川ダム@堀川6

洪水吐からの導水路を眺める。水紋が綺麗。
堀川ダム@堀川7


堀川ダム、とても開放的で気持ちの良いダムでした。
B.B,'69
 


赤坂ダム2013/04/17 20:37

4月13日
腰痛とかネトゲ中毒を拗らせたりとかで、新規(未訪問)のダムへ行ってなかった。
 
ようやく腰痛も落ち着き、某ネトゲのIDも削除し心身共に回復気味なので、1泊2日のダムめぐりに行ってきました。
 
行き先は福島県南部。
1基目福島県西白河郡西郷村の赤坂ダム。
灌漑用のアースダム。堤体下部の石垣が格好良い。
赤坂ダム@谷津田川1

左岸直下から堤体に接近。
赤坂ダム@谷津田川2

堤体左岸のこの細い導水路沿いを歩いて天端へ。
赤坂ダム@谷津田川3

左岸に小さな余水吐。貯水池で鯉の養殖をしているためか
余水吐まわりにネットが張られている。
赤坂ダム@谷津田川4

右岸の取水設備。アースによくあるタイプ。
赤坂ダム@谷津田川5

天端から貯水池を眺める。
赤坂ダム@谷津田川7
 
天端から下流を眺める下流の建物が管理組合事務所。
赤坂ダム@谷津田川6

後から気付いたのだが、天端は立入禁止だったようだ。。。(管理組合の方には挨拶して見学しました)
赤坂ダム@谷津田川7

右岸には記念碑。
赤坂ダム@谷津田川8

 
よく手入れされた美しいアースダムだった。
たまにはアースも良いモノです。
 
通い慣れたダムも良いけど、初対面も素敵です。
B.B.'69
 


岳ダム2012/10/25 21:55

10月13日、
三ツ森ダムから北上し、二本松市の岳ダム(たけだむ)へ。福島県が管理する治水、灌漑用の重力式コンクリートダム。この日はアースダムを3基続けて見学したので、コンクリートダムが恋しくなった(笑)

堤体がクランク形状。
右岸では堤体が上流側に折れ曲がっており、
岳ダム@原瀬川1

左岸では下流側に折れ曲がっている。
岳ダム@原瀬川2

左岸の曲がり角から眺める。自然越流式の非常用洪水吐に橋が架かっている。
岳ダム@原瀬川3

河川はダム直下で右カーブ。
岳ダム@原瀬川4

予備のゲート操作装置が、堤体上に剥き出しで設置してある。良いね。
岳ダム@原瀬川5

ダム右岸の道がデンジャラスな雰囲気。歩行者専用道路とのことだが。。。
岳ダム@原瀬川6

法面は崩落しているし。。。路肩は陥没。。。
岳ダム@原瀬川7

崩落した法面辺りから水が出て、道が川になっている。右岸直下には公園のような場所が有ったが立ち入り禁止。
岳ダム@原瀬川8

さらに下流方向へ向かうも土砂が堆積して道を塞いでいたので、進むのを諦めた。
岳ダム@原瀬川8

ちょっとした廃道探索でした。(立入禁止ではありません)

早く復旧工事がなされますように。
B.B.'69

三ツ森ダム2012/10/24 22:40

10月13日、
郡山から北上し安達郡大玉村の三ツ森ダム(みつもりだむ)へ。東日本大震災で被災したようで、復旧工事中だった。
三ツ森ダム@七瀬川1

水が抜かれて、丸見えになったアースダムの上流側。
三ツ森ダム@七瀬川2

堤体下流側の上部は緑色のネットのようなもので覆われていた。
三ツ森ダム@七瀬川3

土曜日であったが、復旧工事は休まず続けられていた。
三ツ森ダム@七瀬川4

河川上流からの水は、黒いパイプで取水設備まで導水されていた。
三ツ森ダム@七瀬川5

天端は立入不可能、余水吐のある右岸には行けなかった。
三ツ森ダム@七瀬川6

地域の農業を支える溜池が一刻も早く復活しますように!

工事が終わった頃、また訪れたいです。
B.B.'69

下北沢ダム2012/10/24 00:10

10月13日、
前回の深田ダムから直線で約2km、少し道に迷ったので30分程探した下北沢ダム。小さな堤体のアースダム。
下北沢ダム@逢瀬川1

左岸の余水吐のあたりから、貯水池を眺める。地図によれば貯水池は北沢池。とても風が強かった。
下北沢ダム@逢瀬川2

堤体下には養魚場と思われる建物。
下北沢ダム@逢瀬川3

天端左岸から眺める。Wikipediaによると、貯水池側にあるのは養鯉用の設備らしい。
下北沢ダム@逢瀬川4

養鯉設備に近づく。手前にあるのは鯉の餌を投入するものだろうか?
下北沢ダム@逢瀬川5

右岸には生簀のようなものが見えた。
下北沢ダム@逢瀬川7

堤体に取り付けられた取水設備。貯水池の水位は高かった。
下北沢ダム@逢瀬川6

画像が青っぽいのはカメラの設定ミス。。。ホワイトバランスが電球になっていた。しかもJPGだったので、補正もままならず。。。

老眼で電球と晴天のアイコンを見間違えた。。。
B.B.'69


深田ダム2012/10/23 22:26

10月13日〜14日、福島方面にダム巡りに行ってきた。

10月13日、
郡山市の深田ダム。猪苗代湖から郡山方面に灌漑用水を送る安積疎水(あさかそすい)に造られた東北農政局のアースダム。
深田ダム@多野田川1

天端ではご近所の方がウォーキングされていた。
深田ダム@多野田川2

珍しい竪穴式余水吐(グローリーホール)。所謂、ダム穴と呼ばれるタイプの余水吐。
深田ダム@多野田川3

貯水池は深田調整池。貯水池の中に取水塔。
深田ダム@多野田川4

貯水池の水位は低かった。画面左から取水塔、余水吐、インクライン。
深田ダム@多野田川5

インクラインの上から貯水池を眺める。
深田ダム@多野田川6

堤体下流側は、長閑な田園風景。
深田ダム@多野田川7

たまにはアースダムも良いものだ。

ブログ更新がちょっと面倒臭い、今日この頃(苦笑)
B.B.'69


みちのくひとりダム その8 最終日2012/05/17 19:40

4月28日から5月5日、7泊8日間の東北ダム巡りもこの日が最終日。

5月5日(8日目)
仙台に連泊した2日目、仙台の南に位置するダムを廻り、そして北関東へ戻る道程。

38基目、名取市、名取川水系増田川の樽水(たるみず)ダム。宮城県営の水道及び治水用ロックフィルダム。
樽水ダム@増田川1

自然越流式の洪水吐に設けられたゲートから、放流していた。
樽水ダム@増田川3

立入禁止のため、よい撮影ポイントは少ない。
樽水ダム@増田川2

宮城県営のロックフィルダムは、天端への立ち入り禁止が多い気がする。何故にロックフィルをガードする?

39基目、柴田郡川崎町、名取川水系碁石川の釜房(かまふさ)ダム。東北地方整備局直轄の多目的ダム。前々日からの大雨で貯水池の釜房湖は濁った水で満水。多分、貯水率100%を超えていると思う。国道268号は何故か大渋滞、樽水から3時間近くかかってしまった。
釜房ダム@碁石川1

右岸側から撮影。風がとても強くて、ガードレールに近づくのさえ怖いくらい。
釜房ダム@碁石川2

仙台の上水道、工業用水を支える利水ダムで普段から貯水量は多いはず、更にこの季節は融雪で水が多い。そこに降った大雨で前日から規定外の放流を行っていた。
釜房ダム@碁石川3

鬼怒川のアレの同型を発見。さすがのアレもこの日の入水は無理なご様子。
釜房ダム@碁石川4

家に帰って気が付いた、左岸側の道から下流側を撮れたはず。また来よう、アレにも乗りたいし!

40基目(ツアーラスト)、柴田郡村田町、阿武隈川水系荒川の村田ダム。宮城県営の灌漑用ダム。見つけやすいダムだ、大きく名前が書いてある。ダム左岸下流側が工事中、震災の傷跡が残っている。
村田ダム@荒川3

大雨の影響で水が濁っている。自然越流式の余水吐にも流木がひっかかっている。
村田ダム@荒川1

これにて、“みちのくひとりダム”ツアー終了。

道順とか撮影場所とか、もっと事前調査しておけばよかったと後悔する。いつも後悔するのだけど、次も同じような感じでやると思う。初対面の感動を大切にしたいから、、、否、面倒だから。。。

ダム管理の皆様、旅でお会いした皆様、
お世話になりありがとうございました。
B.B'69

みちのくひとりダム その4 ロックフィル三昧2012/05/13 12:17

世に言う黄金週間、特にやることのない私は復活した愛車でダム巡りの旅に出た。行き先は東北方面、日程は4月28日から5月5日の7泊8日間。同行者はいない、いつものことだ。

5月1日(4日目)、この日は会津若松から宮城県大崎市まで移動する予定。ダムの数は抑え目に大きいロックフィルダムを訪ねることにした。

18基目、喜多方市、阿賀野川水系押切川の日中(にっちゅう)ダム。東北農政局が事業者、福島県が管理している多目的ダム。
日中ダム@押切川1

残念ながらクレストからの放流ではないが、バルブから勢いよく放流中。
日中ダム@押切川2

写真を現像していて気付いたのだが、導水路の上の橋が補強されている。ナンだ?
日中ダム@押切川3

天端も開放されている。風が強くて少し怖かった。
日中ダム@押切川4

展望台から貯水池を眺める。ダム湖は日中ひざわ湖と名づけられている。
日中ダム@押切川5

綺麗に整備された、美しいダム。

19基目、福島市、阿武隈川水系摺上川の摺上川ダム。東北地方整備局直轄の多目的ダムだ。とにかく素晴らしいダム。
摺上川ダム@摺上川1

融雪放流中。素晴らしい眺め。
摺上川ダム@摺上川2

自然越流の洪水吐はS字を描いた珍しい形、その中のゲートから放流していた。
摺上川ダム@摺上川3

導水路には5月らしく、数多くの鯉幟が風になびいている。所長さんの案で今年からはじめたそうだ。
摺上川ダム@摺上川5

貯水池は茂庭っ湖 (もにわっこ)。GWなので朝から船で流木等を掃除したそうだ。
摺上川ダム@摺上川6

天端は歩行者に開放されている。堤体下も公園になっている。
摺上川ダム@摺上川4

このダムは見(魅)せる気満々の素晴らしいダム。インフォメーションセンターの展示も充実している。私の中でベストロックフィルは奈良俣なのだが、それに比肩する素晴らしいダムだった。

そして福島を離れ宮城県に、、、
20基目、刈田郡七ヶ宿町、阿武隈川水系白石川の七ヶ宿(しちかしゅく)ダム 。東北地方整備局直轄の多目的ダム。
七ヶ宿ダム@白石川1

このダムも融雪放流中。大ダムのクレスト放流はやはり良いものだ。さすが北国、融雪の水量が多くて大迫力。
七ヶ宿ダム@白石川2

上流面は銀色のラジアルゲート2門が85cmゲートを上げて放流中だ。
七ヶ宿ダム@白石川3

このダムが素晴らしいのは、平日は予約なしで1名から施設見学を受け付けてくれる事。管理所から洪水吐に向かう監査廊。
七ヶ宿ダム@白石川4

ダムカードを貰いに管理所の展示室を訪ねたら、親切な職員の方達に施設見学を勧めていただいた。ここは導水路内のバルブ操作室。
七ヶ宿ダム@白石川5

放流が大迫力で、開かれた素晴らしいダム。堤体下流には施設見学に申し込まないと行けないのが、やや残念。

摺上川、七ヶ宿と東北地方整備局のダムはとてもオープンで親しみ易い雰囲気。訪問者を歓迎してくれる素晴らしいダムでした。

巨大ロックフィル三昧、3基で満腹になりました!
B.B.'69

みちのくひとりダム その3 南会津2012/05/12 09:57

世に言う黄金週間、特にやることのない私は復活した愛車でダム巡りの旅に出た。行き先は東北方面、日程は4月28日から5月5日の7泊8日間。同行者はいない、いつものことだ。

4月30日(3日目)
30日は郡山市から南下し、猪苗代湖の西側の南会津地方を経て会津若松市に至るルート。

12基目、須賀川市の阿武隈川水系江花川の藤沼ダム。灌漑用のアース式ダムだ。
ご承知の方も多いと思うが、平成23年3月11日の東日本大震災によって、決壊し犠牲者を出したダムだ。堤体へ至る道は通行止。
藤沼@江花川1

堤体の対岸の公園付近から撮影した。対岸に堤体があったはず。
藤沼@江花川2

地面がひび割れ、遊歩道が波打っている。ダム及び貯水池が修理されている様子はなかった。
藤沼@江花川3

満開の桜が寂しく感じた。

13基目、岩瀬郡天栄村、阿武隈川水系釈迦堂川の龍生ダム。治水と灌漑を目的とする福島県営の重力式コンクリートダム。下流面へは立ち入り禁止のロープが張られていたが、点検を委託されている方がいらしたので許可をいただき下に降りた。
龍生ダム@釈迦堂川1

下のほうから放流中でした。もう少し早い時期に来れば灌漑用に上からの放流が見れるそうだ。
龍生ダム@釈迦堂川2

傷んだ表面のコンクリートが風格を醸しだしている。
龍生ダム@釈迦堂川3

監査廊の入り口、牢屋のよう。。。
龍生ダム@釈迦堂川4

お会いした管理の方曰く、下流の住民はこのダムに感謝しているというような事をおっしゃっていた。山奥で密かに活躍する渋いダムだった。

14基目、岩瀬郡天栄村、阿賀野川水系鶴沼川の羽鳥ダム。堤高37.1Mで巨大な貯水池を有する東北農政局のアース式ダム。阿賀野川水系の水を分水嶺をこえて阿武隈川流域に送っている。東日本大震災で受けたダメージの復旧工事が行われていた。
羽鳥ダム@鶴沼川1

波打った特殊な形状の自然越流式余水吐。越流シーンを見てみたいが工事中のためか水位は高くなかった。
羽鳥ダム@鶴沼川2

車輌も通行可能な天端、『羽鳥土堰堤』の銘碑が渋い。
羽鳥ダム@鶴沼川3

福島の穀倉地帯を支える巨大アース式ダム。早い復旧を望みます。

15基目、南会津郡下郷町、阿賀野川水系阿賀川の旭(あさひ)ダム。昭和電工㈱が所有する発電用の重力式コンクリートダム。雪融け水を放流中。
旭ダム@阿賀川

1935年竣工の古いダムで、堤体にも傷みが目立つ。訪問時、左岸側が工事中であった。単なる補修か震災の影響かはわからなかった。
旭ダム@阿賀川2

下流の橋から眺める。中心部しか見えない。真ん中のゲートはゲートに取り付けられた小さなゲートから放流している。
旭ダム@阿賀川3

戦前に造られた風格あるダム、格好良い。

15基目、南会津郡下郷町、阿賀野川水系小野川の大内ダム。電源開発㈱(J-Power)が所有する発電用ロックフィルダム。次に訪れる大川ダムと揚水発電をおこなっており、この大内ダムが上池。
大内ダム@小野川1

まるでロックフィルダムであることを隠すかのように、緑に覆われた堤体。ダムはダムらしくしてればいいのにとか思う。
大内ダム@小野川4

貯水池は満水に近いが、越流はしていない。
大内ダム@小野川2

堤体下は大内宿の駐車場から入っていける。すごい数の観光客が押し寄せていて駐車場では交通整理がされていた。ダムを見たいから通して欲しいと言ったら怪訝そうな顔をされた。
大内ダム@小野川3

このダム(J-Powerのダムの多く)は最近、ダムカードを配布しはじめた。配布場所がわからないとTwitterでつぶやいたら、ダムマニアの方が教えてくれた。ダムマニアには親切な方が多いのだ。

16基目、南会津郡下郷町、阿賀野川水系阿賀川の大川ダム。北陸地方整備局直轄の多目的ダム。重力式コンクリートとロックフィルの複合ダムだ。流石は阿賀野川本流を守るダム、とにかくデカイと感じた。下からは収まりきらない堤体。
大川ダム@阿賀川1

上流部右岸から眺める。右岸側がロックフィル、中央から左岸にかけて「く」の字に折れ曲がった重力式の堤体。
大川ダム@阿賀川2

天端は自動車は交互通行、歩行者は通行可能。堤体下部から放流しているのがわずかに見える。
大川ダム@阿賀川3

減勢工がこれまた格好よい。直角に折れ曲がっている。
大川ダム@阿賀川4

減勢工に架かる橋の上から、間近でみる凄い勢いの放流は大迫力だ。
大川ダム@阿賀川5

ダム周辺は公園になっていて、1日ゆっくり過ごしても飽きないと思う。

17基目、大沼郡会津美里町、阿賀野川水系氷玉川の栃沢(とちざわ)ダム。福島県営の灌漑用アース式ダム。
栃沢ダム@氷玉川1

天端はお約束の立入禁止。
栃沢ダム@氷玉川2

自然越流式の余水吐から越流中でした。
栃沢ダム@氷玉川3

綺麗に整備されたダムなのに、立入禁止が残念。

18基目、会津若松市、阿賀野川水系湯川の東山ダム。福島県営の多目的ダム。下流は人気の温泉街。
貯水池側から堤体を眺める。自然越流式の非常用洪水吐が並ぶ自治体型ダム。
東山ダム@湯川1

天端は自動車は一方通行、歩行者通行可能。放流を眺める。
東山ダム@湯川2

下流側からの撮るのを忘れてました。右岸下流に撮れそうな場所があったのだが。。。

3日目のダム廻りはこれにて終了。会津若松駅前に宿泊。

いわき、郡山、会津若松、、、福島って群馬より都会!?
B.B.'69



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