岩尾内ダム2012/09/01 23:39

追憶の北海道ツアー17

8月17日、
士別市の天塩川水系天塩川、岩尾内ダム。(いわおないだむ)。北海道開発局の多目的ダムだ。1年ぶり2度目の訪問。

左岸下流、発電所側から眺める。
岩尾内ダム@天塩川1

下流の頭首工の横から眺める。釣り人が。。。
岩尾内ダム@天塩川2

右岸下流から。
岩尾内ダム@天塩川3

減勢工。
岩尾内ダム@天塩川4

天端はクルマも通行可能。
岩尾内ダム@天塩川5

左岸から眺める。
岩尾内ダム@天塩川6

左岸から降りると、広場。
岩尾内ダム@天塩川7

天端から、下流を眺める。
岩尾内ダム@天塩川8

上流、管理所付近から眺める。
岩尾内ダム@天塩川9

ダムも周辺風景もいかにも北海道という感じ。
素晴らしい。

最果てを目指す
B.B.'69

後輩を連れて2012/09/04 19:54

8月31日金曜日の朝の会話、、、
後輩「ダムの水がないって、ニュースで見ました。どーなってるんですか?」と半ばからかい気味に聞いてくる。
自分「行けばわかる。とにかく日曜日にダムへ行こう。」という訳で、一回り以上若い後輩君をダムに連れて行くことになりました。

9月2日、
朝から関東のダムの聖地みなかみへ。

1基目は小森ダム。後輩君の反応は「ふーん」みたいな感じ。初心者に小森の魅力は伝わらない。それは承知の上。
小森ダム@利根川

2基目の藤原ダムで後輩君のテンションアップ!直下からダムを見たのは、初めてだったらしい。小森で油断させておいて、藤原の一撃をくらわすという作戦(笑)かませ犬にした小森ダム、ゴメンナサイ。
藤原ダム@利根川

3基目の須田貝ダムもまずまずの反応。ラジアルゲートについて、説明したが上手くできなかった。
須田貝ダム@利根川

4基目、雨が降らないので利水用の貯水率が5%までに低下した矢木沢ダム。脇ダムから眺める渇水に2人とも暫し、唖然とする。後輩君にここの失われた水が利根川が干上がるのを防ぎ、下流域に住む我々の暮らしを守ったというような説明をした。多分伝わったと思う。
矢木沢ダム@利根川1

そして何よりも、デカいアーチ式ダムとメカメカしい発電所の格好良さは、説明なしで伝わった。
矢木沢ダム@利根川2

5基目、奈良俣ダム。後輩君にはダム=コンクリートというイメージだったらしく、目の前に現れた巨大な白い人工の山に驚愕していた。
奈良俣ダム@楢俣川1

上に行って、ロックフィルダムカレーを食す。後輩君は黒部ダムカレーの存在は知ってたようだが、群馬にダムカレーがあるのを知らなかったらしい。
ロックフィルダムカレー@奈良俣ダム

奈良俣ダムの水位の低さに、自分も少なからずショックを受けた。この前訪れたのは、融雪放流の時だったから。
奈良俣ダム@楢俣川2

後輩君にこれで帰ろうか?と訪ねたら、まだダムを見たいというので南下して片品川に向かった。

6基目、平出ダム。後輩君は「このダム可愛い!」などと喜んでいた。チョロチョロでも放流を見れたのが嬉しいかったそうだ。クレストゲートの無い小森ダムより、好反応。
小森ダム@片品川

7基目、薗原ダム。後輩君は重力式ダムのデザインの違いに驚いていた。薗原ではラジアルゲートの仕組みを説明できたと思う。
薗原ダム@片品川1

それから流石製造業!と言うべきか、後輩君はクレーンに反応。クレーンの製造元をしきりに納得していた。金型交換が脳裏によぎったのか?(笑)
薗原ダム@片品川2

8基目、我々の職場に水を供給してくる渡良瀬川の草木ダム。割と近所に有るのだが、後輩君は下にくるのは初めてだったようだ。草木ダムのクレストゲートがラジアル式で有ることを、一目で見分けてくれていた。
草木ダム@渡良瀬川

このあと2人で焼肉を食べて、ツアー終了。元々、渓流釣りが好きで、しかもTVに洗脳されてダムにネガティヴなイメージを抱いていた後輩君。今度は家族とダムへ行くと言ってました。取り敢えず、ツアー成功と判断します(笑)


野郎をダムに連れて行き、飯を喰わせる謎の一日
B.B.'69

北辰ダム2012/09/05 21:25

追憶の北海道ツアー18

8月17日、
ついに辿り着いた最果てのダム。稚内市の声問川水系タツニウシュナイ川、北辰ダム。(ほくしんだむ)日本で一番北にあるダム。

誰もいないダム。放流していた。
北辰ダム@タツニウシュナイ川1

緑と青空、そして横長の堤体。
北辰ダム@タツニウシュナイ川2

ロックフィルダムと言うことなのだが、緑に覆われてリップラップは見えない。
北辰ダム@タツニウシュナイ川3

天端への階段。Stairway To Heaven
北辰ダム@タツニウシュナイ川4

下流の橋から眺める。
北辰ダム@タツニウシュナイ川5

余水吐より越流中。
北辰ダム@タツニウシュナイ川6

導水路を流れる水流が綺麗だった。
北辰ダム@タツニウシュナイ川7

アースダムに見えなくもない。
北辰ダム@タツニウシュナイ川8

天端は舗装されているが、クルマは進入できない。釣りや湖面利用は禁止されている。
北辰ダム@タツニウシュナイ川9

オレンジの鉄橋の先には取水塔。橋のゲートが開いていた。渡らなかったけどね。
北辰ダム@タツニウシュナイ川10

貯水池が水は綺麗だ。このダムは稚内市の上水道用のダムで、約300日分の水が貯められている。
北辰ダム@タツニウシュナイ川11

ダム手前の門が17:00に閉められるようなので、撤収。ずっと居続けたくなるような、長閑な良いダムだった。

この後、稚内市のホテルに宿泊。水道水が冷たくて美味しかった。
B.B'69


民安ダム2012/09/08 13:49

追憶の北海道ツアー19

8月18日、
稚内から日本海側の海岸沿いをクルマで1時間程南下した、天塩郡天塩町の民安ダム。(たみやすだむ)
北海道開発局の灌漑用ダム。

北から2番目に位置するダムは、アースダム。
民安ダム@サラキシ14号川

堤体下流側も開放されていた。緑が眩しい。
民安ダム@サラキシ14号川

左岸下流の利水設備。
民安ダム@サラキシ14号川3

管理所付近から自然越流式余水吐と堤体を眺める。
民安ダム@サラキシ14号川4

導水路の橋の上から、管理所と余水吐。
民安ダム@サラキシ14号川5

橋から下流を眺める。
民安ダム@サラキシ14号川6

堤体上流面には丸石が敷きつめられていた。ロックフィルダムのよう。
民安ダム@サラキシ14号川8

天端から下流を眺める。海からの距離は5km程。
民安ダム@サラキシ14号川6

堤体を歩いて渡り左岸から眺める、横長な堤体。
民安ダム@サラキシ14号川9


なんだか清々しい、国営の大型アースダム。

9月の群馬より涼しかった。。。
B.B.'69

有明ダム2012/09/08 16:34

追憶の北海道ツアー20

8月18日、
民安ダムから国道232号オロロンラインを快適に南下、苫前郡初山別村の有明ダム。(ありあけだむ)茂築別川水系茂築別川に造られた北海道営の補助治水ダム。

左岸から眺める。横長の重力式ダム。
有明ダム@茂築別川1

残念ながら、天端は立ち入り禁止。
有明ダム@茂築別川1

左岸上流側から、堤体を眺める。1門のクレストゲートが可愛いデザイン。
有明ダム@茂築別川2

右岸に廻り、管理所を訪ねるも門は堅く閉ざされていた。
有明ダム@茂築別川4

下流側に徒歩で降りることができた。クレストゲートから放流中。
有明ダム@茂築別川5

ゲートの直下まで近づいて、放流を満喫した。
有明ダム@茂築別川6

右岸下から眺める。公園として整備されていたのか?あまり手入れされていないようだし、自分以外に人もいなかった。
有明ダム@茂築別川7

下流の橋から眺める。川の両岸には木が生い茂っていた。
有明ダム@茂築別川8


シンプルで格好良いダム。放流も近くで見ることができて大満足。

更に南下を続ける
B.B.'69

苫前ダム2012/09/08 21:02

追憶の北海道ツアー21

8月18日、
苫前郡苫前町の苫前ダム。(とままえだむ)北海道開発局農水部の灌漑用ダム。

非常用洪水吐が自然越流式でゲートを持たない、坊主ダム。
苫前ダム@三毛別川

草が生い茂って、よく見えない。
苫前ダム@三毛別川1

この辺りは、羆が出るようだ。本物はこの看板みたいに可愛くはないだろう。
苫前ダム@三毛別川2

天端は立ち入り禁止。
苫前ダム@三毛別川3

管理所と一体化した巡視艇庫。
苫前ダム@三毛別川5

小さな堤体の割に、大きな貯水池。当日は雨が降った様子は無かったが、貯水池は濁濁していた。上流には雨雲が。。。
苫前ダム@三毛別川6

貯水位も高い。。。
苫前ダム@三毛別川4

越流まで数センチ。。。もしかすると、越流していたのではないだろうか?洪水吐の上に流木が引っ掛かっていた。
苫前ダム@三毛別川7

下流の橋から眺める。この時、無人の管理所に向けて2台のクルマが走って行った。越流寸前だから職員さんが来たかな?
苫前ダム@三毛別川8

減勢池は溢れているが、放流は見えなかった。夏は草木が茂るので、仕方がない。
苫前ダム@三毛別川9


濁流が自然越流するのを見たかったな。

留萌を目指して、更に南下した
B.B.'69

中幌ダム2012/09/09 18:59

追憶の北海道ツアー22

8月18日、
留萌市幌糠町の留萌川水系中幌糠川に造られた、中幌ダム。(なかほろだむ)北海道が管理する治水を目的としたアースダム。

堤体正面の道道550号中幌糠橋より眺める。
中幌ダム@中幌糠川1

洪水吐の導水路と管理所。
中幌ダム@中幌糠川2

橋の上から、下流側を眺める。中央が洪水吐からの水路。左から合流するのが、常用吐からの水路か?
中幌ダム@中幌糠川3

かつては道路(旧道?)だった天端も、現在は立ち入り禁止となっていた。草がぼうぼう。。。
中幌ダム@中幌糠川4


この旅で2基目のアースダム。見学ポイントが少ないダム。橋の上は交通量があるので注意が必要です。


アースを避けてた訳では無いのだが(笑)
B.B.'69


留萌ダム2012/09/09 20:28

追憶の北海道ツアー23

8月18日、
留萌市の留萌川水系チバベリ川に造られた、留萌ダム。(るもいだむ)北海道開発局が管理する多目的ダム。1年ぶり2度目の訪問。

横長のロックフィルダム。大きい目の洪水吐。
留萌ダム@チバベリ川1

洪水吐の橋の上から、下流を眺める。
留萌ダム@チバベリ川2

天端から下流を眺める。下流側はクルマの進入禁止。広いのだから、駐車場付き公園にして欲しい。
留萌ダム@チバベリ川3

天端も歩行者のみ通行可能。歩いて往復すると、結構な距離になる。減量にはよいかも。。。
留萌ダム@チバベリ川4

左岸から堤体を眺める。シンプルで綺麗なダムだ。
留萌ダム@チバベリ川5

上流の橋から眺める、逆光気味で厳しい。貯水池はチバベリ湖 と名付けられている。
留萌ダム@チバベリ川6

上流側から洪水吐。
留萌ダム@チバベリ川7

この日のダム巡りは、これにて終了。このあと札幌に宿泊。稚内から札幌まで400kmのドライヴでした。

翌日はいよいよツアー最終日
B.B.'69

砥山ダム2012/09/10 20:39

追憶の北海道ツアー24

8月19日、 
この日はツアー最終日。札幌近郊と夕張まで足を延ばすつもりだったのだが。。。。 
寄る年波には勝てず、かなりバテ気味なワタシ。寝坊してホテルを10時にチェックアウト。 
足首を捻挫したようで、痛くて歩けないという情け無い状態。クルマで足首をテーピングしてダムに挑んだ。

札幌市、石狩川水系豊平川の研山ダム。(とやまだむ)北海道電力の所有する発電用ダムだ。2年ぶり2度目の訪問。直角に折れ曲がった、重力式の堤体が格好良い。
砥山ダム@豊平川1

堤体の角!!誰もいなかったのでハグしてまった(笑)
砥山ダム@豊平川2

2年前の訪問時には土砂降りで、気づかなかったが側面に近づける。
砥山ダム@豊平川3

右岸側天端付近から眺める。
砥山ダム@豊平川4

金網越しに、銘板を眺める。
砥山ダム@豊平川5

減勢池のすぐそばまで、近づける。2年前はラジアルゲート2門から濁流を全開放流していたのだが、この日は穏やかでした。
砥山ダム@豊平川6

減勢工と下流側を眺める。
砥山ダム@豊平川7

一度、このダムの天端を歩いてみたい。 
無理だろうな。北海道電力さんはガード固いし。。。
B.B.'69


定山渓ダム2012/09/10 21:08

追憶の北海道ツアー25

8月19日、 
札幌市の石狩川水系小樽内川に造られた、定山渓ダム。(じょうざんけいだむ) 北海道開発局の多目的ダム。2年ぶり2度目の訪問。

白くて綺麗な重力式コンクリートダム。
定山渓ダム@小樽内川1

下流側は公園として整備されていて、観光客や札幌市民の憩いの場になっていた。ダムカードをいただけるダム資料館が斜面の上にあって、自動車進入禁止なのが辛いけど。
定山渓ダム@小樽内川2
 
下流の橋から、眺める。利水放流を浴びてびしょ濡れに。暑い日だから気持ちよかった。
定山渓ダム@小樽内川3

放流に虹が架かる。
定山渓ダム@小樽内川4

右岸の管理所横から、堤対を眺める。
定山渓ダム@小樽内川5

天端はトンネルに挟まれた道路。交通量があるので撮影には注意が必要。
定山渓ダム@小樽内川6

上流側の駐車場から眺める。貯水池はさっぽろ湖と名付けられている。
定山渓ダム@小樽内川7


温泉街が近く、観光客に開かれたダムでした。
B.B.'69

http://kitakantou-blues.asablo.jp/blog/