みちのくひとりダム その4 ロックフィル三昧 ― 2012/05/13 12:17
世に言う黄金週間、特にやることのない私は復活した愛車でダム巡りの旅に出た。行き先は東北方面、日程は4月28日から5月5日の7泊8日間。同行者はいない、いつものことだ。
5月1日(4日目)、この日は会津若松から宮城県大崎市まで移動する予定。ダムの数は抑え目に大きいロックフィルダムを訪ねることにした。
18基目、喜多方市、阿賀野川水系押切川の日中(にっちゅう)ダム。東北農政局が事業者、福島県が管理している多目的ダム。
残念ながらクレストからの放流ではないが、バルブから勢いよく放流中。
写真を現像していて気付いたのだが、導水路の上の橋が補強されている。ナンだ?
天端も開放されている。風が強くて少し怖かった。
展望台から貯水池を眺める。ダム湖は日中ひざわ湖と名づけられている。
綺麗に整備された、美しいダム。
19基目、福島市、阿武隈川水系摺上川の摺上川ダム。東北地方整備局直轄の多目的ダムだ。とにかく素晴らしいダム。
融雪放流中。素晴らしい眺め。
自然越流の洪水吐はS字を描いた珍しい形、その中のゲートから放流していた。
導水路には5月らしく、数多くの鯉幟が風になびいている。所長さんの案で今年からはじめたそうだ。
貯水池は茂庭っ湖 (もにわっこ)。GWなので朝から船で流木等を掃除したそうだ。
天端は歩行者に開放されている。堤体下も公園になっている。
このダムは見(魅)せる気満々の素晴らしいダム。インフォメーションセンターの展示も充実している。私の中でベストロックフィルは奈良俣なのだが、それに比肩する素晴らしいダムだった。
そして福島を離れ宮城県に、、、
20基目、刈田郡七ヶ宿町、阿武隈川水系白石川の七ヶ宿(しちかしゅく)ダム 。東北地方整備局直轄の多目的ダム。
このダムも融雪放流中。大ダムのクレスト放流はやはり良いものだ。さすが北国、融雪の水量が多くて大迫力。
上流面は銀色のラジアルゲート2門が85cmゲートを上げて放流中だ。
このダムが素晴らしいのは、平日は予約なしで1名から施設見学を受け付けてくれる事。管理所から洪水吐に向かう監査廊。
ダムカードを貰いに管理所の展示室を訪ねたら、親切な職員の方達に施設見学を勧めていただいた。ここは導水路内のバルブ操作室。
放流が大迫力で、開かれた素晴らしいダム。堤体下流には施設見学に申し込まないと行けないのが、やや残念。
摺上川、七ヶ宿と東北地方整備局のダムはとてもオープンで親しみ易い雰囲気。訪問者を歓迎してくれる素晴らしいダムでした。
巨大ロックフィル三昧、3基で満腹になりました!
B.B.'69
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