岩尾内ダム ― 2012/09/01 23:39
後輩を連れて ― 2012/09/04 19:54
8月31日金曜日の朝の会話、、、
後輩「ダムの水がないって、ニュースで見ました。どーなってるんですか?」と半ばからかい気味に聞いてくる。
自分「行けばわかる。とにかく日曜日にダムへ行こう。」という訳で、一回り以上若い後輩君をダムに連れて行くことになりました。
9月2日、
朝から関東のダムの聖地みなかみへ。
1基目は小森ダム。後輩君の反応は「ふーん」みたいな感じ。初心者に小森の魅力は伝わらない。それは承知の上。
2基目の藤原ダムで後輩君のテンションアップ!直下からダムを見たのは、初めてだったらしい。小森で油断させておいて、藤原の一撃をくらわすという作戦(笑)かませ犬にした小森ダム、ゴメンナサイ。
3基目の須田貝ダムもまずまずの反応。ラジアルゲートについて、説明したが上手くできなかった。
4基目、雨が降らないので利水用の貯水率が5%までに低下した矢木沢ダム。脇ダムから眺める渇水に2人とも暫し、唖然とする。後輩君にここの失われた水が利根川が干上がるのを防ぎ、下流域に住む我々の暮らしを守ったというような説明をした。多分伝わったと思う。
そして何よりも、デカいアーチ式ダムとメカメカしい発電所の格好良さは、説明なしで伝わった。
5基目、奈良俣ダム。後輩君にはダム=コンクリートというイメージだったらしく、目の前に現れた巨大な白い人工の山に驚愕していた。
上に行って、ロックフィルダムカレーを食す。後輩君は黒部ダムカレーの存在は知ってたようだが、群馬にダムカレーがあるのを知らなかったらしい。
![ロックフィルダムカレー@奈良俣ダム ロックフィルダムカレー@奈良俣ダム](http://kitakantou-blues.asablo.jp/blog/img/2012/09/04/22b6ad.jpg)
奈良俣ダムの水位の低さに、自分も少なからずショックを受けた。この前訪れたのは、融雪放流の時だったから。
後輩君にこれで帰ろうか?と訪ねたら、まだダムを見たいというので南下して片品川に向かった。
6基目、平出ダム。後輩君は「このダム可愛い!」などと喜んでいた。チョロチョロでも放流を見れたのが嬉しいかったそうだ。クレストゲートの無い小森ダムより、好反応。
7基目、薗原ダム。後輩君は重力式ダムのデザインの違いに驚いていた。薗原ではラジアルゲートの仕組みを説明できたと思う。
それから流石製造業!と言うべきか、後輩君はクレーンに反応。クレーンの製造元をしきりに納得していた。金型交換が脳裏によぎったのか?(笑)
8基目、我々の職場に水を供給してくる渡良瀬川の草木ダム。割と近所に有るのだが、後輩君は下にくるのは初めてだったようだ。草木ダムのクレストゲートがラジアル式で有ることを、一目で見分けてくれていた。
![草木ダム@渡良瀬川 草木ダム@渡良瀬川](http://kitakantou-blues.asablo.jp/blog/img/2012/09/04/22b737.jpg)
このあと2人で焼肉を食べて、ツアー終了。元々、渓流釣りが好きで、しかもTVに洗脳されてダムにネガティヴなイメージを抱いていた後輩君。今度は家族とダムへ行くと言ってました。取り敢えず、ツアー成功と判断します(笑)
野郎をダムに連れて行き、飯を喰わせる謎の一日
B.B.'69
北辰ダム ― 2012/09/05 21:25
追憶の北海道ツアー18
8月17日、
ついに辿り着いた最果てのダム。稚内市の声問川水系タツニウシュナイ川、北辰ダム。(ほくしんだむ)日本で一番北にあるダム。
誰もいないダム。放流していた。
緑と青空、そして横長の堤体。
ロックフィルダムと言うことなのだが、緑に覆われてリップラップは見えない。
天端への階段。Stairway To Heaven
下流の橋から眺める。
余水吐より越流中。
導水路を流れる水流が綺麗だった。
アースダムに見えなくもない。
天端は舗装されているが、クルマは進入できない。釣りや湖面利用は禁止されている。
オレンジの鉄橋の先には取水塔。橋のゲートが開いていた。渡らなかったけどね。
貯水池が水は綺麗だ。このダムは稚内市の上水道用のダムで、約300日分の水が貯められている。
ダム手前の門が17:00に閉められるようなので、撤収。ずっと居続けたくなるような、長閑な良いダムだった。
この後、稚内市のホテルに宿泊。水道水が冷たくて美味しかった。
B.B'69
民安ダム ― 2012/09/08 13:49
有明ダム ― 2012/09/08 16:34
追憶の北海道ツアー20
8月18日、
民安ダムから国道232号オロロンラインを快適に南下、苫前郡初山別村の有明ダム。(ありあけだむ)茂築別川水系茂築別川に造られた北海道営の補助治水ダム。
左岸から眺める。横長の重力式ダム。
残念ながら、天端は立ち入り禁止。
左岸上流側から、堤体を眺める。1門のクレストゲートが可愛いデザイン。
右岸に廻り、管理所を訪ねるも門は堅く閉ざされていた。
下流側に徒歩で降りることができた。クレストゲートから放流中。
ゲートの直下まで近づいて、放流を満喫した。
右岸下から眺める。公園として整備されていたのか?あまり手入れされていないようだし、自分以外に人もいなかった。
下流の橋から眺める。川の両岸には木が生い茂っていた。
シンプルで格好良いダム。放流も近くで見ることができて大満足。
更に南下を続ける
B.B.'69
苫前ダム ― 2012/09/08 21:02
追憶の北海道ツアー21
8月18日、
苫前郡苫前町の苫前ダム。(とままえだむ)北海道開発局農水部の灌漑用ダム。
非常用洪水吐が自然越流式でゲートを持たない、坊主ダム。
草が生い茂って、よく見えない。
この辺りは、羆が出るようだ。本物はこの看板みたいに可愛くはないだろう。
天端は立ち入り禁止。
管理所と一体化した巡視艇庫。
小さな堤体の割に、大きな貯水池。当日は雨が降った様子は無かったが、貯水池は濁濁していた。上流には雨雲が。。。
貯水位も高い。。。
越流まで数センチ。。。もしかすると、越流していたのではないだろうか?洪水吐の上に流木が引っ掛かっていた。
下流の橋から眺める。この時、無人の管理所に向けて2台のクルマが走って行った。越流寸前だから職員さんが来たかな?
減勢池は溢れているが、放流は見えなかった。夏は草木が茂るので、仕方がない。
濁流が自然越流するのを見たかったな。
留萌を目指して、更に南下した
B.B.'69
中幌ダム ― 2012/09/09 18:59
留萌ダム ― 2012/09/09 20:28
追憶の北海道ツアー23
8月18日、
留萌市の留萌川水系チバベリ川に造られた、留萌ダム。(るもいだむ)北海道開発局が管理する多目的ダム。1年ぶり2度目の訪問。
横長のロックフィルダム。大きい目の洪水吐。
洪水吐の橋の上から、下流を眺める。
天端から下流を眺める。下流側はクルマの進入禁止。広いのだから、駐車場付き公園にして欲しい。
天端も歩行者のみ通行可能。歩いて往復すると、結構な距離になる。減量にはよいかも。。。
左岸から堤体を眺める。シンプルで綺麗なダムだ。
上流の橋から眺める、逆光気味で厳しい。貯水池はチバベリ湖 と名付けられている。
上流側から洪水吐。
この日のダム巡りは、これにて終了。このあと札幌に宿泊。稚内から札幌まで400kmのドライヴでした。
翌日はいよいよツアー最終日
B.B.'69
砥山ダム ― 2012/09/10 20:39
追憶の北海道ツアー24
8月19日、
この日はツアー最終日。札幌近郊と夕張まで足を延ばすつもりだったのだが。。。。
寄る年波には勝てず、かなりバテ気味なワタシ。寝坊してホテルを10時にチェックアウト。
足首を捻挫したようで、痛くて歩けないという情け無い状態。クルマで足首をテーピングしてダムに挑んだ。
札幌市、石狩川水系豊平川の研山ダム。(とやまだむ)北海道電力の所有する発電用ダムだ。2年ぶり2度目の訪問。直角に折れ曲がった、重力式の堤体が格好良い。
堤体の角!!誰もいなかったのでハグしてまった(笑)
2年前の訪問時には土砂降りで、気づかなかったが側面に近づける。
右岸側天端付近から眺める。
金網越しに、銘板を眺める。
減勢池のすぐそばまで、近づける。2年前はラジアルゲート2門から濁流を全開放流していたのだが、この日は穏やかでした。
減勢工と下流側を眺める。
一度、このダムの天端を歩いてみたい。
無理だろうな。北海道電力さんはガード固いし。。。
B.B.'69
定山渓ダム ― 2012/09/10 21:08
追憶の北海道ツアー25
8月19日、
札幌市の石狩川水系小樽内川に造られた、定山渓ダム。(じょうざんけいだむ) 北海道開発局の多目的ダム。2年ぶり2度目の訪問。
白くて綺麗な重力式コンクリートダム。
下流側は公園として整備されていて、観光客や札幌市民の憩いの場になっていた。ダムカードをいただけるダム資料館が斜面の上にあって、自動車進入禁止なのが辛いけど。
下流の橋から、眺める。利水放流を浴びてびしょ濡れに。暑い日だから気持ちよかった。
放流に虹が架かる。
右岸の管理所横から、堤対を眺める。
天端はトンネルに挟まれた道路。交通量があるので撮影には注意が必要。
上流側の駐車場から眺める。貯水池はさっぽろ湖と名付けられている。
温泉街が近く、観光客に開かれたダムでした。
B.B.'69
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