みちのく独りダム2 9日目 ― 2013/05/26 12:40
みちのく独りダム2 8日目 ― 2013/05/26 12:30
5月4日、
GWの独りダムツアーも終盤となり、南に向かって帰りつつのダム。
35基目、
盛岡市の御所ダム。国土交通省直轄の多目的ダムでロックフィル+重力式の複合ダム。雨でした。
周辺は観光地になっており、ダムも開放的です(自動車通行禁止)。雨の中を歩き回りました。岩手に入ってから、雨雲に追いかけられているような感じでした(笑)。
ずぶ濡れになった印象だけで、、、お天気のよい時に再訪したいダムです。
計画では御所ダムの上流方面にいくつもりでしたが、雨が強くなってきたので奥州市まで南下しました。
36基目、
胆沢ダム。石淵ダムに替わり新しく北上川5大ダムの内の1基となりました。試験湛水中で、ほぼ満水でした。(この2日後に越流しました)去年の7月に石淵ダムと併せて見学して以来の再訪でした。
ダム下流側にも設備ができつつありました。(利水放流とか発電用設備?)全て完成したらどこまで開放されるのでしょうか?
いつ越流するのかヤキモキして結局見れませんでしたが、岩手まで来るモチベーションになりました。ありがとう!
学習館で去年の夏にここでご挨拶したダム愛好家の方と再会。この時期の東北のダム愛好家人口密度は、かなり高かったようです。
胆沢ダムの南の奥州市衣川区には、岩手県が5基の防災ダムを設置しています。既に夕方だったので急ぎ足で5基を廻りました。衣川ダムラリー♪
37基目、
衣川1号(増沢)ダム。
38基目、
衣川4号(苗代沢)ダム。
39基目、
衣川2号(川内)ダム。
40基目、
衣川3号(北沢)ダム。
41基目、
衣川5号(滝ノ沢)ダム。
2時間程で完走しました。全てのダムが天端への立入りが禁止されており、サクサクと廻れます。案内看板も丁寧だし、ちょっとした公園もあるしで良いドライヴルートでした。
これにて岩手県内のダム巡りは終了。この日は宮城県大崎市に宿泊。
B.B.'69
みちのく独りダム2 7日目 ― 2013/05/25 21:55
5月3日、
この日は盛岡市周辺のダム巡り。
31基目、
盛岡市の四十四田ダム。北上川5大ダムの内の1基で国道交通省直轄の多目的ダム。この日は四十四田ダムさくらまつりが開催されていて、朝から多くの人が訪れていた。
11時からダム監査廊と発電所の見学会だったのだが、先に天端を歩いて見学。重力式+フィルダムの複合ダム。
左岸側は公園になっていて、ダムと貯水池を眺める事ができる。家族連れが多かった。
11時前に見学会の受付に並んだのだが、募集定員30名はすぐに満員となりワタシは見学できず。。。かなりイジケタた状態で下流側から撮影。
32基目、
盛岡市の外山ダム。東北電力の発電用ダム。
重力式コンクリートダムなのだが、フィルダムのような自然越流式の余水吐になっている。綺麗な越流だ。
傷だらけのコンクリートが渋い。工事のため正面の橋の上からしか眺める事はできなかった。またいつか訪れたいダム。
33基目、
岩洞ダム。東北暴政局の灌漑用ダム。この辺りは本州で最も寒い地域らしい。
堤体を見学してると、5月なのに雪が降り始めた。気温は約2℃。
下流から眺める。
ダムの少し下流に遊水池が設けられていた。

34基目、
綱取ダム。岩手県の多目的ダム。
洪水調節が主目的であるからか、水位は高くない。
下流から眺める。コンジットの操作室が特徴的。
雨なので早い目に撤収。この日は盛岡市内に宿泊。
B.B.'69
みちのく独りダム2 6日目 ― 2013/05/23 22:59
5月2日、
GWの独りダム巡り後半は、岩手県のダムへ。
元々は衣川ダム群〜試験湛水の胆沢ダム越流を目撃みたいなつもりだったのだけど、胆沢ダムに越流の気配なし。と言う事でルート変更。
27基目、
花巻市にある田瀬ダム。国交省直轄の北上川5大ダムの内の1基。横長の重力式コンクリートダム。天端にガントリークレーンを装備。
天端は自動車も通行可能。
左岸には資料館もあるし展望台もあって親切なのだが、下流側には行けないのが残念。。。惜しいダムというのが感想。
28基目、
今回の旅のメインイヴェント。生憎の天気だったけれど。
和賀郡西和賀町の湯田ダム。北上川5大ダムの1基。
昨年の夏に訪問して以来、融雪放流を見みたいと思っていたダム。念願が叶っての融雪放流。
重力式アーチで左右非対称、とにかく格好良い!!
雨ニモ負ケズ風ニモ負ケズ、ずっと眺めていたい。。。実際、かなり激しく降っましたが(笑)
こんなに水位が高いのだから、クレストゲート空けて欲しい。。。
ダム湖は錦秋湖。湯田貯砂ダムは水没中。
29基目、
石羽根ダム。湯田ダムの下流にある東北水力地熱の発電用ダム。この辺りは雨が止んでいた。
上流から眺める、発電設備の点検中。作業の車で駐車場が満車、邪魔をしてはマズイので下流側は諦める。放流してたんだよね、見たかったな。。。
30基目、
北上市の入畑ダム。山形県の多目的ダム。
このダムも昨年の夏に訪問して依頼、再訪したかったダム。ゲートが堤体の両端にあるなんて格好良すぎる。
豪快に融雪放流中。色褪せたピンク色のゲートも良い。
強風と雹交じりの雨の中、寒さに震えながら眺めた。
どの角度からも全体像が撮れない、撮影が難しいダム。
周辺のアースダムに行く予定だったけれど、土砂降りだったので撤収。この日は北上市に宿泊。
B.B.'69
【動画】鳴子ダム すだれ放流 ― 2013/05/06 18:03
【動画】入畑ダム 融雪放流 ― 2013/05/02 21:46
【動画】湯田ダム 融雪放流 ― 2013/05/02 21:12
湯田ダム ― 2012/08/05 04:01
行き当たりバッタリ、岩手ツアー3
7月29日、
朝5:00頃に目が覚める。
ホテルではあまり眠れなかった。
だが、朝食バイキングはたらふく食べてしまった(笑
“魔が差した”のではない、旅先ではいつもの事だ。
北国岩手でも朝から暑い日だった。
それでも、和賀川沿いの国道107号を快適にドライヴ。
途中に石羽根ダムが見えたのだがパス。
帰りに寄ることにして、まずは湯田ダムへ。
噂通りに格好良い。左右比対称の重力式アーチダム。
左岸の管理所側見た、ヒップライン。
天端は歩行者のみ通行可能。歩くとかなり長い。。。
クレストゲートの上から、下流を眺める。
ラジアルゲートの巻き上げ装置や点検設備が、メカメカしくて格好良い。
貯水池(錦秋湖)の右岸に取水設備とインクライン。
右岸側から、眺める。
この場所で放流を見たい!来年の春か。。。
右岸法面の日陰で休憩。
30分程、寝てた、、、否、気絶かも(笑
錦秋湖の上流には、堆砂を防ぐ湯田貯砂ダムがある。
周辺は公園として整備されている。貯砂ダムへも降りていける。
階段を降りきったところに立派な魚道。
湯田ダムにはなかったけどね(笑
この時期は、貯砂ダムの内側の通路が開放されている。
裏見の滝ならぬ、裏見の越流。素晴らしい!
この空間はとても涼しいのだ。
防水コンデジで接近して、上向きに撮ってみた。
OLYMPUS TG-1活躍。
水のカーテンの廊下を抜け左岸から眺める。
水面近くまでいける。ボートやジェットスキーの利用も可能なようだ。
この涼しい廊下を抜けて、暑い駐車場に戻る。
この辺りから、どどーっと疲れてきた。掌に汗。
ヤバいと思い、まだ昼過ぎだったが帰る事にした。
軽い熱中症だと思う、脱水症状。
大量に水分を摂って、途中のパーキングで5時間以上睡眠(もしくは気絶)。
500kmを11時間以上かけて、なんとか帰宅。
バッタリ倒れたので、、、
行き当たりバッタリ、岩手ツアー。。。(完結)
B.B.'69
千貫石ダム 経由 入畑ダム ― 2012/08/03 21:57
行き当たりバッタリ、岩手ツアー2
7月28日、
石淵ダム、胆沢ダムの見学会が終わり、東北道の水沢ICを目指して走り始めた。そこで“魔が差した”
まだ16:00頃だし陽が高い、湯田ダムに間に合うんじゃ?
北に向かって走っていた。
途中、大きめのアースダムを発見。ちょっと下まで行ってみた。
余水吐の導水路に橋が架かっていて、
良さそうな撮影ポイントだが立ち入り禁止だった。
このダムは千貫石ダム、灌漑用のアースダムだ。
天端を何台かクルマが通るのが見えたので、
通行可能なようだが行かなかった。
このあたりでは溜池を多く見かけたが、疲れてたので全て
パス。ごめんなさい。こんどきちんと見に来ます。
ここでカーナビと地図を確認したら、今から湯田ダムには
間に合わない。もう17:00前、貯砂ダムは夕方に閉まるはずだ。
近くに入畑ダムというのがあったので、そちらに向かうことにした。発電所が併設されているから、まさかアースじゃないだろうと。。。正解!
入畑ダムでは、森と湖のイベントが行われていたようだ。
(後から、監査廊見学、巡視艇乗船が出来た事を知った)
文字通り、後の祭り。
それでもこのダムは、格好良い。自然越流式の洪水吐は自治体管理ダムによくある形態だが、堤体の両端にゲートを備えている!珍しい!
更にゲートが色褪せ気味のピンク色!
融雪期にはゲート放流するのだと、Twitterで教えてもらった。GWに再訪したい!
天端を歩いて左岸側から。
陽が落ちてきて、暑さが少し和らいできた。
下から少し放流していた。河川維持か農業利水だろうか?
ゲートの操作室に登る階段もピンク。
右岸上流側から、水とコンクリートとピンク。
下流側の発電所付近から眺める。
全く下調べせずに訪れたダムが格好良いと嬉しいね♪
この日は北上駅付近で食事そしてホテル泊。
翌日、湯田ダムを目指すことにした。
気がついたら24時間以上、食事と睡眠をとってなかった。
これが翌日の事態を。。。
B.B.'69
石淵ダム&胆沢ダム ― 2012/08/01 22:54
行き当たりバッタリ、岩手ツアー1
7月28日、森と湖にふれあう旬間のイヴェント「石淵ダム・胆沢ダムふれあい祭」が開催された。
下流に建設されている胆沢ダムが完成すると、石淵ダムは水没する。石淵ダムを見学する最後のチャンスだ。
行きたいのだが、群馬から岩手はあまりに遠い。
それに今年5月の長期連休に東北ツアーに出かけたばか
やめておこう。巡視船への乗船も申し込まなかった。
群馬の奈良俣ダムかお台場へ行こうと思っていた。
だが、Twitterやニコ生中継で、
岩手へ向かうダムクラスタの方達を見ていて、
“魔が差した” 岩手近いんじゃないの?と思えてきた。
徹夜のまま群馬を出発したのが朝8:00前、
13:00過ぎには、胆沢ダム学習館に到着してた。
Twitterで声をかけていただいて、
“魔が差した”きっかけをいただいた方々とご挨拶。
最終便のシャトルバスで見学スタート。
バスの車窓から、胆沢ダム取水設備。(画像ブレブレ)
5月に訪れた際には祝日で入れなかった、石淵ダム。
ついに下流面とご対面できました。
ロックフィルで、自然越流ではない立派な放流ゲートを
持つ格好良いダム。
歩くペースが遅くて団体行動が嫌いな自分は独りで、
のんびり見学していた。
堤頂部に着くと国土交通省の方が声を掛けてくださり、
マンツーマンで解説していただける事になった。
点検用通路から見た、ラジアルゲート。
同じく点検通路から、オリフィスゲート。
ゲート操作室も案内していただいた。
ゲートの巻き上げ装置類。
コンクリートの壁は杉板の模様、木枠の跡が綺麗に残っている。
操作室の窓から、眺める石淵ダム下流と胆沢ダム。
石淵ダムが胆沢ダムの貯水池に、沈む事を実感した。
操作室を出て上流側にまわり、貯水池側ゲート
コンクリートフェイシングの堤体と対面。
ここで職員の方から、10分程石淵ダムの歴史について
お話を伺った。
これは幾度もの洪水や地震を戦い抜いた堤体なのだ。
まだ堤体天端を歩いてなかったのだが、バスの出発時間。
自分が最後の見学者でバスが待っていた。
最後に貯水池側の洪水吐通路を歩いて、見学終了。
崩れていたコンクリートの欠片をいただいた。
ロックフィル堤体部分に面した、洪水吐導水路の欠片だ。
バスに戻ると、一気に疲れが来た。
バスが暑くて、眩暈が。。。
そんな状態で胆沢ダムの天端ウォーク。
自然越流の洪水吐に、二門の放流設備を工事中。
大きさを実感、向かって左の穴?には作業者がいる。
杖を持たれた、地元のお婆さんと最後尾を歩く。
石淵も胆沢も良いダムとおしゃってた気がする。
朦朧としていたのとディープな東北訛りだったので、
よくわからなかった。
体力の限界、、、許可された歩行可能な天端の5分の1程でバスへ引き返した。
見学会終了後、胆沢ダム学習館の駐車場で30分程休憩。
ペットボトル2本と、エアコン全開で多少回復。
南に向かって走り宮城か福島で泊まって、阿武隈川水系のダムにちょこっと立ち寄って帰るつもりだったのだが、、
また“魔が差した”
更に北に向かっていた
B.B.'69
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